三大都市圏全てが前年比を上回る。ディップ、2019年8月度の派遣時給発表

2019.09.25
『はたらこねっと』掲載データを集計

ディップ株式会社は、2019年9月19日、2019年8月度の派遣時給データを発表した。

同社は、アルバイト・パート求人情報サイト『バイトル』や総合求人情報サイト『はたらこねっと』の運営などを手がける企業。発表された時給データは、『はたらこねっと』に掲載された派遣・紹介予定派遣の求人広告データをもとに、集計されている。

関西エリアが高い伸長を示した

ディップの発表によると、2019年8月度の三大都市圏における派遣平均時給は、1466円となった。前年同月比ではプラス27円、前月比でもプラス4円を示す形となっている。派遣・紹介予定派遣の求人件数についても、約125000件に到達。前年同月比ではプラス29.8%、前月比でもプラス1.7%をマークし、高水準を維持する形となった。

三大都市圏をエリア別に見た場合、関西エリアが高い伸長を示した点に、ディップは注目。同エリアは、平均時給が1349円となり、前年同月比がプラス32円、前月比もプラス2円を達成している。また、東海エリアも前年同月比プラス23円の1309円、関東エリアも同プラス22円の1548円をマーク。三大都市圏全てが、前年同月比を上回る結果となった。

6職種中4職種で前年同月比プラス

職種別に平均時給を見た場合、6職種中4職種でやはり前年同月比がプラスを示した。中でもWEB・クリエイター系は、前年同月比がプラス108円にまで達している。またIT・エンジニア系も、同プラス33円をマーク。さらに、「事務・オフィス系」などでも派遣社員の募集強化を行う企業が増加している点に、ディップは注目している。

同社は今後も、求職者と求人企業の双方にとって利便性の高いサービスを提供するとしている。

(画像はディップの公式ホームページより)

▼外部リンク

派遣求人の平均時給は1466円。前年同月比27円増、前月比4円増 – ディップ株式会社
https://www.dip-net.co.jp/

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