あしたのチーム、「人事評価クラウドシステム導入に関する実態・意識調査」を実施

2019.09.19
企業の経営者・人事責任者など400人が回答

株式会社あしたのチームは、『人事評価クラウドシステム導入に関する実態・意識調査』を実施し、その結果概要を2019年9月17日に発表した。

同社は、人事評価クラウド『コンピテンシークラウド』の提供などを手がける企業。同調査は、人事評価制度を導入している企業の経営者・人事責任者など400人より、有効回答を得ている。

最大の課題は、「評価者により評価に差が出る」

同調査では、評価者を抽出する事前設問として、人事評価制度そのものを導入しているかどうかについて質問。結果は、全体では61.6%が「導入している」と回答した。しかし、10人未満の企業では15.2%であるのに対して、500人以上の企業では90.3%に達するなど、企業規模によって大きな差も出ている。

人事評価制度を導入している企業には、制度に関する課題を訊いている。結果は、「評価者により評価に差が出る(チーム間で評価に差が出る)」という回答が、51.0%を占めて最多となった。次点には、32.3%の「職種に合った評価基準を設定できていない」、18.0%の「時系列での管理が困難」などが並んでいる。

88.5%が、人事評価クラウドで「改善ができた」

調査では、人事評価クラウドシステムを導入した企業に対して、解決・改善できた点も訊ねている。結果は、「時間を短縮できた」「情報管理がしやすくなった」「昇給降給の管理がしやすくなった」という回答が、僅差で上位に並んだ。

なお、人事評価クラウドシステムにより解決・改善ができたかどうかについては、88.5%が「できた」と回答している。

(データは、あしたのチームが実施した調査結果より)
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

2019年9月 人事評価クラウドに関する調査 – 株式会社あしたのチーム
https://www.ashita-team.com/press/20190917

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