これからの人生に不安がある人、69.3%。1st Penguinの「キャリア」調査

2019.09.04
111人より有効回答を得た

1st Penguin株式会社は、「キャリア」に関するアンケート調査を実施し、その結果概要を2019年8月30日に発表した。

同社は、ビジネスプロデュースや広告運用などを手がけるビジネスコンサルタント企業。同調査は、「東京都内在住」「1回以上転職を経験したことがある」「年収400万~800万円」「22~35歳」という条件を満たすビジネスパーソンを対象として実施され、111人より有効回答を得ている。

仕事からの引退が長引くことを予想

調査ではまず、副業解禁や人生100年時代といった動きを鑑み、「これからの人生に不安はありますか?」と質問。

結果は、「とても不安」が29.7%、「少し不安」が39.6%を占め、合計すると半数以上の69.3%が不安を感じていることが明らかになった。仕事からの引退が長引くことを予想して、不安に思っている人が多いことが分かった。

調査では、「『キャリアアップ』という言葉の意味をどのように考えていますか?」という質問も実施。結果は、「スキルを上げる」という回答が57.7%を占めて最多となった。しかし2位には、僅差の56.8%で「年収を上げる」が付けている。

「『キャリアアップ』という言葉への印象を教えてください」という質問でも、トップは46.7%で「目指したい」、2位には43.0%で「大変そう」が並んだ。

無理なく働けるキャリアアップが望まれている

「これからどのような働き方をしたいですか?」という質問では、「成長できる働き方」と「スキルを身につけられる働き方」という回答が、ほぼ同率の37.8%と36.9%で上位に並んだ。

しかし3位には、31.5%で「無理をしない働き方」がランクイン。長時間労働などの労働問題に対して、シビアに捉えている人が多いことが明らかになった。

この結果より同社は、柔軟な働き方を取り入れている人が多く存在し、掛け算型で無理なく働けるキャリアアップが望まれていると、調査をまとめている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

1st Penguin株式会社
https://1st-penguin.asia/

令和現役世代の31.5%が「無理せず働きたい」、人生100年時代のキャリア観が浮き彫りに – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p

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石藤明人
石藤明人