シニアジョブ、建設分野におけるシニア人材と保有資格の関係を調査

2019.08.29
建設分野のシニア人材131名を対象として調査

株式会社シニアジョブは、建設分野におけるシニア紹介者の年齢および保有資格の数・種類について調査を実施し、その結果概要を2019年8月22日に発表した。

同社は、シニアに特化した人材派遣・紹介事業を展開している企業。同調査は、同社が実施した人材紹介により就業が決定した建設分野のシニア人材131名を対象として、実施されている。

年齢層が高いほど、資格の保有数が多い

同調査の結果によると、建設分野のシニア人材は年齢層が高いほど、専門資格の保有数が多くなる傾向があることが明らかになった。建築業務に関連する専門資格(ただし自動車運転免許を除く)の平均保有数は、40代では0.75個、50代は1.09個、60代が1.14個、そして70代では1.75個。年齢が高くても、専門知識や資格を持った人材が活躍していると、同社は考察している。

同調査では、保有資格系統別の平均年齢も算出している。結果、管工事施工管理技士では保有者平均年齢が61.57歳に達した。他にも、土木施工管理技士や建築施工管理技士・建築士、造園施工管理技士や舗装施工管理技士などの施工管理資格において、平均年齢は60歳を超えている。また、平均保有資格数についても、高い傾向を示した。

8割以上が施工管理技士資格を保有

シニアジョブはまた、同調査の対象となった紹介者の実に87.02%が、1級あるいは2級の施工管理技士資格を保有している点を指摘。十分な経験・スキルを持つシニア建設人材を紹介してきた同社の実績が、裏付けられる結果であると自負している。

同社は今後も、建設分野におけるマッチングの精度を向上させると共に、より年齢の高い求職者の就業意識も高めるとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

シニアジョブ – 株式会社シニアジョブ
https://senior-job.co.jp/

シニア建設人材紹介のシニアジョブが紹介者の年齢と保有資格の相関性を調査 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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石藤明人
石藤明人