インターワークスが、製造業の6月度平均賃金のまとめを発表
2015.08.06
7月31日、株式会社インターワークスは、同社が運営している製造業専門の求人サイト「工場ワークス」に掲載されている情報から、6月度の製造業の平均賃金をまとめ、結果を発表した。
調査は2015年6月1日から6月30日にかけて行われており、「工場ワークス」に掲載されている求人広告からデータを算出している。
それによると、平均賃金は6月の全国平均時給が1,083円であり、前年同月比で20ヶ月連続プラスになっていた。
平均時給の全国平均における前月比は5月度から2ヶ月連続でマイナスとなっているが、九州、東海など、前月比も平均賃金がプラスになっている地域もある。
この結果は、国内での自動車販売の低迷がありながら、海外向けの生産が増加している自動車メーカーが、持ち直してきていることが影響しているようだ。
業種別の平均賃金でみると、前年同月比では機械・精密機器・金属、その他を除く10業種(車・バイク・重機器、半導体・先端技術、紙・パルプ・印刷、オフィス・業務機器、医療・福祉・介護・製薬、携帯・パソコン・家電、物流・倉庫、ゴム・プラ・石油・科学、住宅・建材、フード・飲料)でプラスに転じている。
前月比では医療・福祉・介護・製薬、ゴム・プラ・石油・化学、その他の業種がマイナスで、あとはプラスであった。
エリア別の6月の平均賃金を前年同月比でみると、北海道・東北エリアを除く6エリア(関東、中部・東海、信越・北陸、関西、中国・四国、九州・沖縄)でプラスになっていることがわかった。
しかし前月比でみると、関東や信越・北陸、関西、中国・四国エリアではマイナスになっていた。
他にも職種別6月度平均賃金や、全国別平均賃金推移などのデータもまとめられているので、参考にしたい人は公式発表を確認してほしい。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本最大級の製造業求人情報サイト『工場ワークス』2015年6月度 製造業平均賃金調査
http://interworks.jp/wp-content/uploads/2015/07/20150731.pdf
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