92%が転職を肯定。YOLO JAPAN、在留外国人の転職調査を実施

2019.08.22
52ヵ国680名の在留外国人から回答を得た

株式会社YOLO JAPANは、在留外国人を対象として転職に関するアンケート調査を実施し、その結果概要を2019年8月20日に発表した。

YOLO JAPANは、外国人向けメディア『YOLO JAPAN』の運営を通じて、外国人に特化した人材サービスを提供している企業。同調査では、52ヵ国680名の在留外国人から回答を得ている。

「ステップアップややりがいを求めて」

調査ではまず、「転職についてどう思う?」という率直な質問を行っている。結果は、92%が転職を肯定。そのうちの35%は、「今すぐ転職をしたい」「1年以内に転職をしたい」とさらに積極的な回答を寄せている。転職理由について訊ねると、回答者の半数が「ステップアップややりがいを求めて」と回答。ステップアップの内容についても、「起業や独立をしたい」「より幅広い知識や経験を積みたい」といった前向きな声が集まった。

調査では、特定技能ビザについても質問を実施。結果、回答者の72%が特定技能ビザについて、転職活動を行う外国人に良い影響を与えると考えていることが明らかになった。技能実習生からは、「様々な職種で多くの経験を学びたい」「現状をよりよくするために、新しいことに挑戦したい」と、やはり前向きな声が多く寄せられている。

困難は、「日本語が難しい」がトップ

調査では、転職に際しての応募企業数と転職期間についても訊ねている。結果は、応募企業数の平均値が8社、期間については6ヶ月以内という回答が7割以上を占めて最多となった。日本で転職活動を行う際に困難となる点としては、「日本語が難しい」という回答がトップになっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

YOLO JAPAN在留外国人アンケート調査、9割以上は転職に肯定的 – 株式会社YOLO JAPAN
https://www.yolo-japan.co.jp/news-release/4876

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kakimoto