有休、50.2%が取得。『ジョブカン』、有休取得・残業時間の実態調査を実施
2019.07.31
株式会社Donutsは、同社が提供している勤怠・労務管理システムにおいて有休取得・残業時間の実態調査を実施し、その結果概要を2019年7月30日に発表した。
同社は、クラウドサービス群『ジョブカン』シリーズを展開している企業。同調査では、『ジョブカン勤怠管理』『ジョブカン労務管理』の利用企業を対象として、年次有給休暇取得率と月平均残業時間に関するデータを集計している。
発表された結果概要では、男女・世代・勤続年数ごとに年次有給休暇取得率と月平均残業時間をまとめ、その差異について考察を行っている。
年次有給休暇取得率については、全体の50.2%が取得しており、男性は49.62%、女性は50.79%という結果となった。取得率を世代別に見ると、最も高いのは51.96%の30代であり、逆に最も低いのは46.09%の50代となっている。勤続年数別に見ると、5年未満の従業員が52.25%が最も高く、15年以上の従業員は40.11%で最も低い取得率をマークした。
月平均残業時間については、女性が8.36時間であるのに対して、男性は14.04時間となった。世代別に見ると、20代以下が13.35時間で最も長く、それ以上の世代は年齢が上がるごとに残業時間が短くなっていく。勤続年数別では、大きな差は見られないという結果が出た。
Donutsは、年次有給休暇の取得率について、日本政府が目標としている70%にほど遠い点を指摘。多様なワークライフバランスを実現する上では、年次有給休暇の適切な取得が必要であると考察している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
勤怠・労務管理システムの利用実績分析による有休取得・残業時間の実態調査 – PR TIMES
https://all.jobcan.ne.jp/info/press/1178/
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