転職コンサルタントが見る「プロフェッショナル人材の採用」。「ミドルの転職」調査
2019.07.28
エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『ミドルの転職』において「プロフェッショナル人材の採用」についてのアンケート調査を実施し、その結果概要を2019年7月26日に発表した。
ここでの「プロフェッショナル人材」とは、経営者の右腕として地域企業の成長戦略を具現化できる人材を指す。『ミドルの転職』はミドル世代を対象とする転職サイトであり、同調査は同サイトを利用する転職コンサルタント175名より回答を得ている。
調査ではまず、プロフェッショナル人材の募集経験があるかどうかを質問している。結果は、42%の転職コンサルタントが「ある」と回答した。「ある」と回答した者には、募集案件の増加について実感の有無も質問。「増えている」と「どちらかと言えば増えている」を合わせて、実に92%が「増えている」と回答している。
募集が多いプロ人材について訊ねると、最も回答が多かったのは73%の「経営人材・経営サポート人材」だった。57%の「生産性向上人材」、43%の「新事業立ち上げ・新規開拓人材」などが並ぶ。「経営人材・経営サポート人材」への需要の高さについてエン・ジャパンは、「地方の中小企業が生き残りをかけて経営陣を外部登用」といった動きを、推察している。
調査では、求職者が希望する「働き方」についても訊ねている。結果は、「正社員・本業」が95%で最多となり、次点である11%の「副業・兼業」と大きな差をつけた。
「正社員・本業」希望者の傾向について転職コンサルタントに訊ねると、年収アップを強く望む希望者は比較的少なく、「重要なポジションについて活躍したい」「Uターンを希望している」と行ったニーズを持つことが、明らかになっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
「プロ人材の採用」実態調査。 『ミドルの転職』転職コンサルタントアンケート – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/18592.html
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