経験者、76.4%。転職エージェント・ワークポート、ハラスメントに関する調査を実施

2019.07.21
全国の転職希望者470人が対象

株式会社ワークポートは、ハラスメントに関するアンケート調査を実施し、その結果概要を2019年7月17日に発表した。

同社は、総合転職エージェントとして事業を展開している企業。同調査は、2019年5月の「パワハラ防止法」成立を受けて実施されたものであり、同社サービスを利用する全国の転職希望者470人が対象となっている。

「パワーハラスメント」が92.5%で最多

調査ではまず、「何らかのハラスメントを受けたことがあるか」という質問が行われた。結果は、76.4%の人が「はい」と回答。実に8割近い人たちが、ハラスメントを受けた経験を持つことが明らかになっている。

ハラスメントを受けた経験を持つ回答者には、「どのようなハラスメントを受けたか」という質問も実施。結果は、「パワーハラスメント」が92.5%で最多となり、次点には43.7%の「モラルハラスメント」、23.7%の「セクシャルハラスメント」が続いた。

ハラスメント経験者には、どのように解決したのか訊ねている。最も多かった回答は、42.9%の「退職した」。次点には、28.1%で「我慢して自然消滅した」と「今も解決していない」が並んだ。

第三者機関と積極的な連携を図る必要がある

調査では、ハラスメントについての相談を受けたことがあるかどうかについても、訊ねている。結果は、51.7%が「はい」と回答した。また、現在あるいは直近に勤めていた会社でハラスメントの現場を目撃したことがあるかどうかについても、質問を実施。結果は、実に72.1%が「はい」と回答した。

ワークポートはこれらの結果から、企業は今後ハラスメントについて、専門知識を持つ第三者機関と積極的な連携を図る必要があると考察している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

<転職希望者のホンネ調査> 「ハラスメント」について調査を実施 – 株式会社ワークポート
https://www.workport.co.jp/

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kakimoto