「増額予定」、6ポイントダウン。「人事のミカタ」、「夏季賞与」に関する調査を実施

2019.06.26
従業員数300名未満の企業を対象として調査

エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『人事のミカタ』にて「夏季賞与」に関するアンケート調査を実施し、その結果概要を2019年6月19日に発表した。

『人事のミカタ』は、人事担当者に向けて情報を発信している会員制サービスサイト。同調査は、同サイトを利用する従業員数300名未満の企業を対象として実施され、435社より回答を得ている。

「増額予定」が6ポイントダウン、「減額予定」が2倍

調査では、「2019年、夏季賞与は支給予定ですか?」とストレートに訊ねている。結果は、81%の企業が「支給予定」と回答。支給額については、「増額予定」は29%、「減額予定」は10%となった。前年の結果と比較して、「増額予定」が6ポイントダウンし、「減額予定」が2倍の数値を出した点に、エン・ジャパンは注目している。

結果を業種別で見た場合、「増額予定」の回答比率が最も高かったのは、37%の「IT・情報処理・インターネット関連」。次点には、35%の「商社」、33%の「金融・コンサル関連」が続く。「減額予定」の回答比率が最も高かったのは、18%の「メーカー」。2位には14%の「サービス関連」が、3位には11%の「流通・小売関連」が、並んでいる。

「他社からヘッドハントされないか心配」

「増額予定」「減額予定」と回答した企業には、それぞれその理由も訊いている。「増額予定」の理由については、「業績が好調」「社員の意欲向上」という回答が上位に並んだ。「減額予定」の理由では、「業績不振」が73%を占めて最多となっている。

なお、賞与支給に関する悩みや課題に関するコメントとしては、「自部署のメンバーに対する評価が甘い」「他社からヘッドハントされないか心配」といった声が寄せられている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「2019年 中小企業の夏季賞与」実態調査 『人事のミカタ』アンケート – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/17837.html

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