「1000万円プレイヤー」も「五月病」になるのかどうか。パーソルキャリアが調査

2019.05.11
「1000万円プレイヤー」と平均層を比較

パーソルキャリア株式会社は、同社が運営するハイクラス人材プラットフォーム『iX』において「五月病」に関する調査を実施し、その結果概要を2019年5月9日に発表した。

同調査は、年収1000万円~1100万円未満のビジネスパーソンと、年収400万円~500万円未満の平均的なビジネスパーソンを対象として、比較調査の形で実施されたもの。いわゆる「1000万円プレイヤー」の「五月病事情」を探る内容となっている。

五月病、「1000万円プレイヤー」は4人に1人以下

調査ではまず、「自分が五月病だと感じたことはありますか」と質問。「ある」と答えた「1000万円プレイヤー」は、24.3%となった。対して平均的な年収層では、33.5%をマーク。「1000万円プレイヤー」は4人に1人以下だが、平均層は3人に1人以上という結果となっている。

「五月病」を実感したことがある人には、その原因も訊ねている。回答の結果は、「1000万円プレイヤー」も平均層もともに「仕事の人間関係」が最多となった。しかしその一方で、「給与・報酬」と回答した人の比率は、「1000万円プレイヤー」が8.9%であるのに対して、平均層は17.3%にまで増えている。

ストレス解消法に現れる両者の違い

調査では、「仕事のモチベーションが下がった時にあなたはどのように立て直していますか」とも訊ねている。いわばストレス解消法を訊ねるこの質問では、「スポーツ・運動」「食事」「買い物」において「1000万円プレイヤー」と平均層に大きな差が出た。前者は「スポーツ・運動」を、後者は「食事」「買い物」を、それぞれストレス解消法としていること人が多い結果となっている。

パーソルキャリアは今後も、グループの総力をあげて労働・雇用の課題の解決を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

iX – パーソルキャリア株式会社
https://ix-tenshoku.jp/ix/

「iX」が今どき1000万円プレイヤーの「五月病事情」を徹底調査 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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石藤明人
石藤明人