時給、引き上げ傾向。「エン派遣」、2019年3月度の派遣平均時給を発表

2019.04.25
『エン派遣』の求人情報をエリア別に集計

エン・ジャパン株式会社は、2019年4月18日、三大都市圏における2019年3月度の派遣平均時給を発表した。

同社は、派遣情報集合サイト『エン派遣』の運営などを手がける企業。ここでの「平均時給」は、『エン派遣』に掲載された全職種の求人情報をエリア別に集計し、算出されている。

平均時給、10ヶ月連続でプラスをマーク

2019年3月度の三大都市圏における平均時給は、1572円となった。前月比では、金額で7円、割合では0.5%のプラスとなっている。また、前年同月比はプラス37円・2.4%増となり、10ヶ月連続でプラスをマークした。

この時給引き上げの要因としてエン・ジャパンは、派遣スタッフの需要が特に高いオフィスワーク系および営業・販売・サービス系において、時給が高騰した点を指摘。改正派遣法を背景に人材の流動が加速したことで、未経験者求人が増加し、また高時給の経験者歓迎求人も活発化したと考察している。

関東エリアは1634円で過去最高を記録

エリア別に2019年3月度の平均時給を見た場合、三大都市圏の全てが7ヶ月連続の前年同月比プラスをマークした。金額で見ると、関東エリアは1634円で過去最高を記録。東海エリアは1360円、関西エリアは1358円となっている。

エン・ジャパンは今後も『エン派遣』において、あらゆる仕事情報を埋もれることなく派遣ユーザーへ届けるとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

2019年3月度『エン派遣』三大都市圏の募集時平均時給レポート – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/17035.html

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