2019年GW、採用活動をするか、しないか。リクルートキャリアが実態調査を実施

2019.04.25
企業人事採用担当者830名より回答を得た

株式会社リクルートキャリアは2019年4月18日、『2019年のゴールデンウィーク採用活動実態』の調査結果を発表した。

これは、同社が実施した中途採用に関する調査の結果から、まとめられたもの。同調査は、中途採用を実施している企業人事採用担当者830名より回答を得ている。

「会社のイメージダウンにつながる」

同リリースではまず、GW期間中に中途採用活動を実施するかどうかを訊ねている。結果は、48.9%が「はい」と回答。

結果を企業規模別に見ると、大規模な企業ほど活動を実施する傾向が高い点を、リクルートキャリアは指摘。また、業種や地域による偏りは見られなかった点にも、着目している。

GW期間中に中途採用活動を実施する企業には、その理由も質問。結果は、60.9%の「早急に人材不足を解消したい」と52.7%の「採用が充足していない」が、圧倒的な多勢を占めた。GW中の活動における悩みとしては、「採用担当の人員確保」「会社のイメージダウンにつながる」などの声が寄せられている。

企業それぞれが最適な採用体制にむけて模索中

GW期間中に活動を実施する企業には、その内容についても訊ねている。結果は、67.7%の「応募状況の管理」や55.2%の「書類選考」など、自社内でできる活動に多くの回答が集まった。しかしその一方で、47.3%の「面接の実施」や41.6%の「説明会開催」など、選考そのものを進める企業も多い点を、リクルートキャリアは指摘している。

同社は同調査の結果について、企業それぞれが最適な採用体制にむけて模索を進めていると、まとめている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

2019年ゴールデンウィーク期間中の中途採用活動実態調査 – 株式会社リクルートキャリア
https://www.recruitcareer.co.jp/news/20190418.pdf

記事をシェアする

石藤明人
石藤明人