ハイスキル人材554人が答える「転職の本音」。ロバート・ウォルターズ調べ
2019.04.05
ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社は、英語力と専門スキルを活かして働くホワイトカラー会社員を対象として「転職の本音」についてのアンケート調査を実施し、その結果概要を2019年4月2日に発表した。
同社は、グローバル人材の転職を支援する人材紹介企業。同調査は、過去5年以内にグローバル企業に転職したハイスキル人材554人を対象として、実施されている。
調査ではまず、「前回の転職で得たかったもの」について訊ねている。結果は、「前職よりも高い年収」が61%でトップとなった。
次点には、55%の「チャレンジ・成長」、36%の「ワークライフバランス」が続く。優秀な人材の採用に予算を投じる会社が増えたことで、転職を「年収を上げるチャンス」と考える人も増えた可能性を、同社は示唆している。
「転職したいと感じる時」について訊ねると、「学べることがない」という回答が48%でトップとなった。2位は僅差の45%で「留まっていても役職・給与が上がらない」が、3位には38%の「人材価値が下がる不安を感じた」が入っている。
上司グループと部下グループに分けて結果を見ると、前者では「役職・給与が上がらない」が、後者では「学べることがない」が、それぞれ票を集めた。
同調査概要では、「前回の転職で得たかったもの」についての回答結果を、年齢グループごとに分類して考察も行っている。
同社は、年齢が下がるごとに「高い年収」、年齢が上がるごとに「働きがい」の回答が増えている点を指摘。しかし同時に、全世代において回答者の5割以上が「チャレンジ・成長」が得たかったと回答している点にも注目。
また、ライフステージが変わりやすい30代・40代のグループでは、「ワークライフバランス」を求める人が多い点も、指摘している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ホワイトカラー会社員の転職の本音 – ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社
https://www.robertwalters.co.jp/2019-04.html
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