人事担当者に訊く「健康経営」。アデコ、アンケート調査の結果概要を発表

2019.03.13
人事など385名のビジネスパーソンが対象

アデコ株式会社は、人事や経営企画に携わる385名のビジネスパーソンを対象として「健康経営」に関するアンケート調査を行い、その結果概要を2019年3月11日に発表した。

同社は、人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループの日本法人。同調査は、従業員の健康管理に取り組む企業への格付けが、積極的に行われるようになったことを受けて、実施されている。

「聞いたことがない」、最多の43%

調査ではまず、「健康経営」という言葉を知っているかどうかを訊ねている。結果は、「聞いたことがない」という回答が最多の43%となった。「聞いたことがあるが、内容がわからない」が38%であり、「言葉も内容も知っている」は21%に留まっている。

勤務先企業で「健康経営」が実施されているかどうかを訊ねると、「実施している」という回答は27%となった。しかし、「いいえ」という回答は48%に達し、「実施している」の約2倍となっている。また、「わからない」という回答も、25%を占めた。

実施内容は、8割以上が「メンタルヘルス対策」

勤務先企業で「健康経営」が実施されている回答者には、その内容について訊ねている。結果は、8割以上が「メンタルヘルス対策」と回答。次点には、「健康づくりのための情報提供」「健康づくりに対するアドバイス、病気予防プログラムの提供」が並んだ。

アデコは今後も、企業の多岐にわたる業務を最適化するソリューションを提供し、より働きがいを感じられる社会を実現すべくサービスの強化に取り組むとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

健康経営に対する認知度、2割未満にとどまる – アデコ株式会社
https://www.adecco.co.jp/

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kakimoto