倍率、2.13倍。「doda」、2019年1月の転職求人倍率レポート発表

2019.02.15
転職マーケットにおける需給バランスを表す

パーソルキャリア株式会社は、2019年2月12日、同社運営の転職サービス『doda』がまとめたレポート『doda 転職求人倍率レポート』を発表した。

同レポートは、2019年1月における「転職求人倍率」をまとめたもの。ここでの「転職求人倍率」は、『doda』登録者(転職希望者)1名に対し、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。転職マーケットにおける需給バランスを表すものとなっている。

前月比マイナス0.36ポイントの2.13倍

2019年1月の「転職求人倍率」は、前月比マイナス0.36ポイントの2.13倍となった。求人数は、前月比では98.6%となったが、前年同月比では103.7%をマーク。転職希望者数は、前月比が115.0%、前年同月比は114.2%となっている。

業種別に見た場合、「その他」を除く8業種のうち「小売・外食」「メディカル」「商社・流通」「サービス」において求人数が増加。特に、前月比108.9%の「小売・外食」と同102.6%の「メディカル」が、高い増加率を示している。

職種別に見た場合、11職種のうち5職種で求人数が増加。前月比108.5%の「技術系(化学・食品)」と、同107.0%「技術系(メディカル)」の増加率が目立つ形となった。

2月以降の求人数もやはり過去最高水準

今回の結果について『doda』は、直近3カ月と比較して1月はやや落ち着く傾向があることや、年内で採用が終了したポジションもあったことで、求人数が微減になったと考察する。

しかし、2月以降の求人数もやはり過去最高水準を維持する見込みであると予測。また、2月~3月に前倒して募集を実施する企業が現れる可能性も示唆している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

転職サービス「doda」2019年1月 転職求人倍率 2.13倍 – パーソルキャリア株式会社
https://www.persol-career.co.jp/

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石藤明人
石藤明人