ディップ、「アルバイト・パートスタッフの離職に関するアンケート調査」実施
2019.01.27
ディップ株式会社は、同社の調査機関・ディップ総合研究所にて『アルバイト・パートスタッフの離職に関するアンケート調査』を実施し、その結果概要を2019年1月22日に発表した。
同調査は、3年以内にアルバイト・パートの仕事を経験した15~69歳の男女3121人を対象として実施されたもの。スタッフの定着には何が必要なのかを、明らかにする内容となっている。
調査ではまず、長期就業前提の仕事を離職したタイミングについて、訊ねている。回答の結果は、「就業1年未満」が42.3%、「半年未満」が23.3%となり、比較的早期の段階で離職していることが明らかになった。
また、就業開始後に「辞めたい」と思ったことがあるかどうかを訊ねると、81%が「ある」と回答。初めて「辞めたい」と思ったタイミングを訊ねると、離職検討者2527人の48.2%が「就業後半年未満」と答えている。
なお離職理由については、「上司・同僚などの職場の人間関係」が37.5%がトップ。テーマ別に見ると、「人間関係」「仕事内容」「研修・教育」「制度・条件」が理由の上位を占める形となった。
同調査では、制度や福利厚生が長期就業継続にどの程度影響するかについても調べている。結果、最も影響度が高いのは、「自分が働きたい日・時間に、自由に出勤可能な制度」となった。同制度は、「とても影響する」などを合計すると88.6%も回答が集まっている。
ディップは、「働きたい日・時間に自由出勤可能」という人事制度が、長期就業のカギであるとまとめている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
アルバイト・パートスタッフの離職事情3121人アンケート調査 – ディップ株式会社
https://www.dip-net.co.jp/
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