デジタル世代と管理職世代で「仕事」はどう違うか。アデコ、意識調査を実施
2019.01.10
アデコ株式会社は、デジタル世代およびデジタル世代の部下を持つ管理職世代を対象として、仕事に対する考え方やコミュニケーションに関する意識調査を実施し、その結果概要を2019年1月8日に発表した。
同社は、アデコグループの日本法人。同調査におけるデジタル世代とは、学生の頃からインターネットやパソコンのある生活環境の中で育ってきた20代を指している。
調査ではまず「あなたが仕事をする目的は?」と質問している。回答の結果は、両世代共に「収入を得るため」が最上位となった。しかし次点以下では、差異が生じる。半数以上の管理職世代が「やりがいや達成感を得るため」を選択したが、デジタル世代は3割強に留まった。「仕事を通じて社会に貢献する」「社会的な成功を得る」という選択肢についても、大きな差が生じている。
「仕事をする上で、重視していることは何ですか?」という質問への回答では、両世代共に「安定して働くことができる」「職場の雰囲気・人間関係が良い」が上位を占めた。しかし、「残業が少ない」「休暇を取りやすい」という選択肢をデジタル世代は重視し、「自分の個性や能力を生かせること」を管理職世代は重視する傾向が明らかになっている。
調査では、「理想的な働き方は?」とも訊いている。回答の結果は、デジタル世代・管理職世代共に「1つの企業や団体にのみ属して働く」が5割以上を占めた。デジタル世代は独立志向が少なく、むしろ管理職世代の方がやや高い結果となったことに、アデコは注目している。
アデコは今後も、より働きがいを感じられる社会の実現を目指し、さらなるサービスの強化に取り組むとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
アデコ株式会社
https://www.adecco.co.jp/
「残業が少なく休暇を求める」デジタル世代と「仕事へのやりがい」を求める管理職、仕事に対する価値観や生活様式の差が浮き彫りに – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p
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