ヒューマンタッチ総研、2018年12月における建設業界の人材動向をまとめる
2018.12.28
ヒューマンタッチ株式会社が運営するヒューマンタッチ総研は、2018年12月26日、『ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2018年12月』から建設業界の人材動向についてまとめたプレスリリースを発表した。
ヒューマンタッチは、ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社であり、人材紹介事業を手がける企業。
2018年11月30日時点での建設業の就業者数は、497万人となった。前年同月比では98.4%となり、10カ月ぶりに減少に転じている。ハローワークにおける新規求人数は74934人であり、こちらは同105.2%と増加した。
有効求人倍率については、建築・土木・測量技術は前年同月比で0.47ポイント上昇し、6.50倍となっている。41カ月連続で前年同月を上回っており、厳しい人手不足状況が長期化していることが明らかになった。建設・採掘の職業も、同0.78ポイント上昇して5.37倍をマークし、42カ月連続の上昇を見せている。
国勢調査の結果から建設技術者の年齢構成を見ると、55歳以上の割合は2000年の15.1%から2015年には35.2%に上昇した。
今後は各企業が、定年年齢の引き上げや、政府方針に基づく最高雇用年齢の70歳までの引き上げといった施策を取ることを、ヒューマンタッチ総研は予測。シニア層の建設技術者らを最大限に活用することが、建設技術者不足解消の一助になるものと、まとめている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ヒューマンタッチ総研 国内の人材市場動向数値 (建設業界編)12月 – ヒューマンホールディングス株式会社
https://www.athuman.com/news/2018/181226_ht_sokenreport/
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