76.9%が転職経験者。「保育士バンク!」、保育士の転職について調査

2018.12.05
『保育士バンク!』に登録260名より回答を得た

株式会社ネクストビートは、同社運営の保育士・幼稚園教諭向け転職支援サイト『保育士バンク!』にて転職に関するアンケート調査を実施し、その結果概要を2018年11月30日に発表した。

『保育士バンク!』は、47都道府県全ての施設の求人を扱い、累計100000名以上が登録している保育士専門の転職支援サービス。同調査では、『保育士バンク!』に会員登録をしている保育士260名より回答を得ている。

「1回以上」30%、「2回以上」18.5%、「3回以上」27.7%

同調査によると、保育士の76.9%が転職経験者であることが明らかになった。転職経験「1回以上」と回答した保育士は30%に達し、「2回以上」は18.5%、「3回以上」は27.7%となっている。

情報収集や検討など転職活動を開始する時期については、9月が13.2%、1月が12.6%、2月が13.2%という結果となった。入職時期については、圧倒的ともいえる56.4%を占めて、4月が最多となっている。

転職理由を訊ねると、「職場の人間関係」「給与面」「仕事量が多い」「残業が多い」「園(施設)の方針と合わない」といった回答が、上位に入った。

「職場の人間関係」が最大の転職理由

今回の結果についてネクストビートは、転職活動開始時期として1月と2月に多くの回答が寄せられた点に注目。担任制度があり児童への責任もあるため、余程のことがない限り期の途中での離職を選択する保育士は少ないと、考察している。

同社はまた、課題提起されることが多い給与水準の低さなどを抑えて、「職場の人間関係」が最大の転職理由となったことにも、注目している。

(画像は保育士バンク!の公式ホームページより)

▼外部リンク

保育士の転職活動は1-2月がピーク。最大の転職理由は、職場の人間関係 – 株式会社ネクストビート
https://www.nextbeat.co.jp/news/2696

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石藤明人
石藤明人