転職求人倍率、2.11倍。2018年10月度「doda 転職求人倍率レポート」発表
2018.11.15
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス『doda』は、2018年11月12日、10月の転職求人倍率をまとめた『doda 転職求人倍率レポート』を発表した。
ここでの「転職求人倍率」とは、『dodaエージェントサービス』登録者すなわち転職希望者1名に対し、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける、需給バランスを示している。
『doda』の発表によると、2018年10月の転職求人倍率は、前月比でマイナス0.24ポイントとなる2.11倍となった。求人数は、前月比で102.3%、前年同月比では106.7%をマーク。転職希望者数は、前月比では114.2%、前年同月比では114.1%となっている。
業種別に見ると、「その他」を除く8業種の全てで求人数は増加。前月比110.6%の「メディア」と同比107.8%の「金融」は、特に高い数値を示した。職種別に見ると、11職種のうち「営業系」「販売・サービス系」を除く9職種で求人数が増加。前月比109.8%の「企画・管理系」と同108.8%の「事務・アシスタント系」が、特に高い増加率を示している。
この結果について『doda』は、下半期に採用予定のポジションの募集を始める企業が多かったため、10月の求人数が増加したことを指摘。多くの業種で求人数が増え、中途採用が活発であると述べている。また転職希望者数が同月に大幅増加したことから、年末での退職を目指している層の存在についても触れている。
パーソルキャリアは今後も、グループの総力をあげて労働・雇用の課題の解決を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
「doda」2018年10月 転職求人倍率 2.11倍 – パーソルキャリア株式会社
https://www.persol-career.co.jp/
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