人事評価クラウドのあしたのチーム、中小企業のメンタルヘルスケアを調査

2018.11.01
経営者および従業員に訊ねる

株式会社あしたのチームは、中小企業を対象としてメンタルヘルスケアに関するインターネット調査を実施し、その結果概要を2018年10月30日に発表した。

同社は、AIを活用した人事評価クラウドを提供することで、中小企業の「働き方改革」をサポートしている企業。同調査は、メンタルヘルスケアの必要性などについて経営者および従業員に訊ねるものとなっている。

従業員のメンタルヘルスケアについての捉え方

あしたのチームが実施した今回の調査では、「会社でメンタルヘルスケアを実施することは重要だと思いますか」と質問。結果は、「重要だと思う」と回答した経営者は82.0%、従業員は78.0%となった。「重要である」と回答した人に理由を訊ねると、70.0%の「従業員の健康のため」、60.0%の「従業員が安心して働くため」、47.5%の「会社としての義務だと思うから」が、上位に入っている。

「重要だと思う」理由についてあしたのチームは、「会社としての義務だと思うから」の割合が経営者と従業員で異なる点に注目。経営者では43.9%に留まっているのに対して、従業員では51.3%と半数を超えた。経営者は、従業員のメンタルヘルスケアについての捉え方を認識しておく必要があると、同社は考察している。

経営者が把握していない不調の可能性

調査では、従業員のメンタル不調の実態についても質問を行っている。

結果は、「該当する従業員はいない」という回答が最多となっているが、3割の企業においては従業員のメンタル不調が起こっている点に、あしたのチームは注目。また、経営者が把握していないメンタル不調の可能性についても、示唆している。

(データは、あしたのチーム調べ)
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社あしたのチーム
https://www.ashita-team.com/

中小企業のメンタルヘルスケアに関する調査 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p

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kakimoto