三大都市圏の募集時平均時給レポート、2018年8月度を発表。エン・ジャパン調査

2018.09.24
全職種の求人情報をエリア別に集計

エン・ジャパン株式会社は、2018年9月20日、『三大都市圏の募集時平均時給レポート(2018年8月度)』を発表した。

このレポートは、同社が運営する派遣情報集合サイト『エン派遣』に掲載された全職種の求人情報をエリア別に集計し、募集時の平均時給分析を行なったもの。

2018年8月の平均時給、1548円

同レポートによると、2018年8月度における三大都市圏の平均時給は、1548円となった。前月比では横ばいだが、前年同月比ではプラス34円・2.3%増であり、3ヶ月連続で前年同月比プラスをマークする結果となっている。

時給が引き上げられた要因としてエン・ジャパンは、「医療・介護系」案件の時給上昇を指摘。介護業界での派遣社員採用ニーズを受けて、「医療・介護系」案件数は前年同月比で約2倍と高止まりをマーク。フルタイムでの人員確保が難航し、各社が集客を強化すべく時給引き上げを実施したことで、4ヶ月ぶりに前年同月比プラスへ転じたと分析している。

前年同月比プラスは、関東エリアと東海エリア

エリア別に平均時給を見た場合、前年同月比プラスを示したのは、関東エリアと東海エリア。関東エリアは、プラス28円・1.8%増の1598円をマークしている。東海エリアは、プラス26円・2.0%増の1338円となり、前月比でも17円のプラスを示した。

関西エリアは、前年同月比マイナス1円・0.1%減の1325円となり、14ヶ月連続で前年同月比マイナスとなっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

『エン派遣』三大都市圏の募集時平均時給レポート(2018年8月度) – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/14924.html

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