売り手市場、継続中。2018年7月の「グローバル転職求人倍率」、1.77倍
2018.09.02
ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社は、2018年8月28日、2018年7月末時点の「グローバル転職求人倍率」を発表した。
同社は、バイリンガルのための転職・求人情報サイト『Daijob.com』の運営などを手がける企業。「グローバル転職求人倍率」は、2カ国語以上の言語スキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ求職者の需給バランスを算出したもの。
2018年7月の「グローバル転職求人倍率」は、1.77倍となった。前月より0.22ポイント下降した形となっている。しかし、前年同月値である1.56倍と比べると0.21ポイント上昇しており、前年の同時期よりは求職者に有利な市況にあっているとダイジョブは考察。また、2017年10月から10カ月連続で求人倍率が前年同月を上回っている点にも触れ、売り手市場は継続していると分析している。
「グローバル転職求人倍率」を業種別に見た場合、上位には「製造業」「電気・ガス・供給・水道業」「農林水産・鉱業」が並んだ。求人数は、「製造業」「電気・ガス・熱供給・水道業」などの4業種において、前月より増加。求職者数は、「製造業」「金融業、保険業」「電気・ガス・熱供給・水道業」など7業種において、前月より増加している。
「グローバル転職求人倍率」を職種別に見た場合、TOP3には「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」「電機(電気/電子/半導体)技術系」「クリエイティブ(インターネット関連)」が入った。求人数は、「電機(電気/電子/半導体)」など6職種で前月より増加。求職者数は、「エグゼクティブ/経営」など9職種で増加している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
2018年7月 グローバル転職求人倍率1.77倍 – ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社
https://corp.daijob.com/news/news/20180828
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