満足度が最も高い職種は「MR」。DODA「仕事に対する満足度調査」実施

2018.08.31
5つの指標別に満足度を100点満点で訊く

パーソルキャリア株式会社は、同社が運営する転職サービス『DODA』において「仕事に対する満足度調査」を実施し、その結果概要を2018年8月27日に発表した。

同調査は、20歳から59歳までのビジネスパーソン15000人を対象として実施されたもの。現在就いている職種について、「総合」「仕事内容」「給与・待遇」「労働時間」「職場環境」という5つの指標別に、満足度を100点満点で訊ねている。

「労働時間」に対する満足度が最も高い

同調査において各指標の平均点は、「総合」が62.2点、「仕事内容」が64.2点、「給与・待遇」が56.5点、「労働時間」が66.5点、そして「職場環境」が60.3点という結果になった。「労働時間」に対する満足度が最も高く、「給与・待遇」に対する満足度が最も低くなっている。

職種別に見た場合、「総合」の満足度が最も高かったのは、70.6点の「MR(営業職)」。「MR」は、「総合」と「職場環境」の満足度が共に高いが、「給与・待遇」においても満足度が高い点に、パーソルキャリアは着目している。なお、2位は69.1点の「ビジネスコンサルタント(専門職)」、3位は69.0点の「管理会計/内部統制(企画・管理職)」が入った。

満足度に最も影響するのは「仕事内容」

今回の調査結果からパーソルキャリアは、仕事満足度に最も影響する指標は「仕事内容」であることと考察。「職場環境」や「労働時間」に満足していても、「仕事内容」に満足できていない人は、総合的な満足度が低くなる傾向が見られると分析している。

同社はまた、「労働時間」に対する満足度の平均点が最高値をマークした点について、「働き方改革」の浸透が結果に反映した可能性を示唆している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「DODA」全112職種 仕事満足度ランキング2018 – パーソルキャリア株式会社
https://www.persol-career.co.jp/

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