アデコ、派遣エンジニアの「働きがい」に関する意識調査を実施

2018.08.14
仕事の「働きがい」や転職動機について調べる

アデコ株式会社は、同社の派遣エンジニアを対象にとして「働きがい」に関する意識調査を実施し、その結果概要を2018年8月9日に発表した。

同社は、世界最大を自負する人財サービス企業であるアデコグループの日本法人。同調査では、アデコの派遣エンジニアとして就業している272名を対象として、仕事の「働きがい」や転職動機について調べている。

正社員になることよりもスキル習得を重視

調査ではまず、派遣先企業を決める際に業務内容以外で重視したことを質問している。回答の結果は、「勤務場所」が96.0%で最多となった。また2位と3位には、93.4%の「時給」と89.0%の「職場の雰囲気」が、それぞれランクイン。職場環境や仕事の条件に関する項目が、上位を占める形となっている。

同質問においてアデコは、「スキルアップできること」という回答が78.7%を占めたのに対して、「正社員になれる可能性が高いこと」を重視する人は45.2%に留まったことに注目。派遣エンジニアは、派遣先で正社員になることよりも、派遣社員としてスキル習得やキャリアを積めることを重視している傾向があると、考察している。

「仕事をやり遂げた達成感」

調査では、対象者の「働きがい」に影響を与えたものについても、訊ねている。結果は、「仕事をやり遂げた達成感」という回答が65.8%を占めて最多となった。2位には61.8%の「給与水準」が、3位には59.6%の「仕事を通じた自己表現・自身の成長」が続いている。

この結果からアデコは、派遣エンジニアは他者からの評価よりも自身の仕事への達成感や成長を重視すると考察。「働きがい」にも影響している傾向があると、まとめている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

派遣エンジニアの働きがいや転職動機に関する意識調査 – アデコ株式会社
https://www.adecco.co.jp/

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kakimoto