2018年新卒の約6割が、入社を後悔。レバレジーズ・ハタラクティブの「就職先」調査

2018.08.11
2018年新卒入社を果たした110名が調査対象

レバレジーズ株式会社は、2018年新卒入社を果たした110名を対象として「就職先」に関するアンケートを実施し、その結果概要を2018年8月8日に発表した。

同調査は、同社が運営するフリーター・既卒向け就職支援サービス『ハタラクティブ』において実施されたもの。「約6割の新卒が入社を後悔」という、ある意味で衝撃的な内容となっている。

「とりあえず入社すれば問題ない」という発想

調査ではまず、「新卒で決めた企業への入社を後悔しているか」とストレートに訊ねている。結果は、59.8%が「後悔している」と回答。6割近い2018年新卒が、入社して間もないのにも関わらず後悔しているという結果となった。

入社を後悔している理由を訊ねると、最も多かった回答は31.3%の「入社前の情報収集が足りなかった」。次点には、21.6%の「やりたいことが明確にならないまま入社をしてしまった」、20.9%の「最初に内定が出た理由で入社をしてしまった」が続く。これらの結果から同社は、「とりあえず入社すれば問題ない」という発想が後悔につながっていると考察している。

退職者の約88%が、入社3ヶ月以内に退職

調査では、既に退職している回答者に対して、退職までの期間も訊ねている。結果は、「3ヶ月以内」という回答が58.3%で最多となった。次点には、29.2%の「1ヶ月以内」がランクイン。両者を合計すると、退職者の約88%が入社から3ヶ月以内に退職を決めた形となっている。

レバレジーズはこれらの調査結果を受けて、仕事内容や労働条件について学生と企業側で認識を事前に合わせる努力の必要性を、説いている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

2018年新卒、約6割が入社を後悔 就職支援「ハタラクティブ」調べ – レバレジーズ株式会社
http://leverages.jp/

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