ダイジョブ、2018年6月の「グローバル転職求人倍率」発表

2018.08.03
グローバル人材の需給バランスを算出した数値

ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社は、2018年6月末時点における「グローバル転職求人倍率」をまとめ、2018年7月31日に発表した。

同社は、バイリンガルのための転職・求人情報サイト『Daijob.com』を展開している企業。ここでの「グローバル転職求人倍率」は、2カ国語以上の言語においてビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ求職者の需給バランスを算出したものを指す。

売り手市場の継続がうかがえる

2018年6月における「グローバル転職求人倍率」は、1.99倍となった。前月より0.14ポイント高く、また前年同月の1.58倍と比べても0.41ポイント上昇した結果となっている。この結果からダイジョブは、求職者にとって市況は前年同時期よりも有利になっていると分析。また、求人倍率が9カ月連続で前年同月を上回っていることを受け、売り手市場の継続がうかがえるとも考察している。

6月度の「グローバル転職求人倍率」を業種別に見ると、TOP3は「電気・ガス・熱供給・水道業」「医療、福祉」「金融業、保険業」となった。前月と比べて求人数は、大半の業種で増加。また求職者数も、12業種中6業種で前月より増加している。

求人数も求職者数も増加傾向

職種別に6月度の「グローバル転職求人倍率」を見た場合、上位には「電機(電気/電子/半導体)」「財務/会計」「機械(自動車/プラント/精密機器)技術系」「クリエイティブ(インターネット関連)」が並んだ。求人数は、10職種で前月より増加。求職者数も、12職種で前月より増加している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社
https://corp.daijob.com/

2018年6月のグローバル転職求人倍率は1.99倍 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p

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