86%の企業で発生。「人事のミカタ」、「中途採用における選考辞退」調査

2018.07.28
直近1年以内に中途採用を実施した企業が対象

エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『エン 人事のミカタ』上において「中途採用における選考辞退」についてのアンケート調査を実施し、その結果概要を2018年7月25日に発表した。

『エン 人事のミカタ』は、人事担当者向けの中途採用支援サイト。同調査は、直近1年以内に中途採用を実施した企業629社を対象として、実施されている。

選考辞退の発生、86%が「はい」

同調査ではまず、「直近1年以内の中途採用において、選考辞退は発生しましたか?」と訊ねている。結果は、全体の86%が「はい」と答えた。「はい」と回答した企業に、「以前と比較して、選考辞退の発生数に変化はありましたか?」と訊ねると、50%が「辞退が増えた」と回答。発生タイミングについては、「面接前日・当日の“ドタキャン辞退”」が58%で最多となっている。

選考辞退が発生した企業には、応募者の選考辞退理由についても質問。最も多かった回答は「他社で選考を通過した・内定を取得した」であり、74%と圧倒的な比率を誇っている。他には、「全く連絡が取れなくなるケースがほとんどで、理由が不明」という声も寄せられた。

対策は「書類選考後、通過者への連絡を早くする」

同調査では、「貴社では、選考辞退対策をしていますか?」という質問も行っている。結果は、54%の企業が「はい」と回答。具体的な対策を訊ねると、「書類選考後、通過者への連絡を早くする」が81%を占めて最多となっている。

エン・ジャパンは今後も『人事のミカタ』において、人事労務に関する豊富な情報を提供するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「中途採用の選考辞退」実態調査 中途採用支援サイト『エン 人事のミカタ』アンケート – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/14349.html

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