年収で変わる副業の実態。「ミドルの転職」、副業についてアンケート実施

2018.07.06
35歳以上の転職経験のあるユーザー1144名が対象

エン・ジャパン株式会社は、同社が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』にて「副業(パラレルキャリア)」についてアンケートを実施し、その結果概要を2018年6月29日に発表した。

同調査は、『ミドルの転職』を利用している35歳以上の転職経験のあるユーザー1144名を対象として実施されたもの。

副業を現在行っている人、30%

調査ではまず、本業以外での活動(パラレルキャリア)もしくは副業を現在行っているかどうかを訊いている。回答の結果は、「はい」が30%、「いいえ」が70%となった。年収別に見ても、「はい」は年収1000万円以上で31%、年収1000万円未満で30%と、大差ない結果となっている。

現在副業を行っている人には、その理由を質問。結果は、「報酬が得られる」という回答が57%を占めて最多となった。次点には、46%の「知見・視野が広がる」、40%の「本業の収入だけは充足していない」が続いている。年収別に見ると、年収1000万円以上では充実感や刺激を重視する傾向が強い結果となった。

年収1000万円以上では「投資」「起業」

現在副業中の人には、具体的に行ってる仕事について訊ねている。結果、最も多かった回答は46%の「本業以外の単発の仕事」だった。年収別に見ると、年収1000万円以上では「株式投資」「不動産投資」「仮想通貨への投資」「起業」などが多く、年収1000万円未満では「ボランティア活動」「地域活動」が目立っている。

エン・ジャパンは今後も『ミドルの転職』において、時間がかかりがちなミドル層の転職をより円滑なものとなるよう支援するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ミドルに聞く「副業」実態調査 『ミドルの転職』ユーザーアンケート集計結果- エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/14115.html

記事をシェアする

石藤明人
石藤明人