ダイジョブ、2018年5月の「グローバル転職求人倍率」発表

2018.07.06
グローバル求人とグローバル求職者の需給バランス

ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社は、2018年6月27日、2018年5月末時点における「グローバル転職求人倍率」を発表した。

同社は、バイリンガルのための転職・求人情報サイト『Daijob.com』の運営・展開を行う企業。「グローバル転職求人倍率」は、2カ国語以上の言語においてビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ求職者の需給バランスを算出したもの。

「売り手市場」の継続がうかがえる

2018年5月の「グローバル転職求人倍率」は、1.85倍となった。この数値は、前月より0.26ポイント高いもの。前年同月の1.24倍と比べても0.61ポイントの上昇を見せり、求職者にとって前年の同時期よりも有利な市況となった。また、昨年10月から8カ月連続で前年同月を上回っている点に着目し、「売り手市場」の継続がうかがえると同社は考察している。

業種別に見た場合、TOP3は「製造業」「農林水産・鉱業」「情報通信業」となった。求人数は、「卸売業、小売業」「宿泊業、飲食サービス業」「金融業、保険業」「運輸業、郵便業」「情報通信業」「サービス業」「農林水産・鉱業」の7業種が、前月よりも増加。求職者数は、「卸売業、小売業」「建設業、不動産業、物品賃貸業」「医療、福祉」の3業種で、前月より増加している。

求人数は、10職種で前月より増加

2018年5月の「グローバル転職求人倍率」を職種別に見た場合、TOP3は「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」「電機(電気/電子/半導体)技術系」「総務/人事/法務」となった。求人数は、「IT技術系」などの10職種で前月より増加。求職者数は、「営業」などの6職種で前月よりも増加している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

2018年5月 グローバル転職求人倍率1.85倍 – ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社
https://corp.daijob.com/news/news/20180627

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