人手不足、長期化。「ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2018年6月」発表
2018.07.03
ヒューマンタッチ株式会社は、2018年6月26日、同社運営のヒューマンタッチ総研より『ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2018年6月』を発表した。
ヒューマンタッチは、ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社であり、人材紹介事業を展開している企業。同レポートは、建設業に特化する形で人材関連の様々な情報やデータをまとめたもの。
![](https://hakadoru-time.com/wp-content/uploads/2018/07/0477b290a2aaa748af288f22e55cad52.jpg)
近年、建設業における給与水準は上昇が続いている。厚生労働省『毎月勤労統計調査2017年分結果確報』では、建設業に従事する常用労働者の平均月間現金給与額は389037円となり、直近の「底」である2012年から5年連続で上昇する形となった。おおむね横ばいの状況が続いている調査産業全体や、2015年に逆転した製造業を上回る水準で推移している。
同レポートによると、2018年5月29日時点での建設業界の就業者数は、504万人。4カ月連続で、前年同月を上回っている。ハローワークにおける新規求人数は70900人であり、21カ月連続で前年同月を上回った。建設業界における人材需要は活発な状況が続いていると、同社は考察している。
同レポートでは、建設技術職の雇用動向についても触れている。
建築・土木・測量技術者の有効求人倍率は、前年同月比より0.55ポイント上昇して5.47倍をマークし、35カ月連続で前年同月を上回った。建設・採掘の職業の有効求人倍率も、前年同月比0.85ポイント上昇の4.58倍に達し、36カ月連続で前年同月を上回った。厳しい人手不足の状況は長期化していると、同社は考察している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ヒューマンタッチ 国内の人材市場動向数値 (建設業界編)6月 – ヒューマンホールディングス株式会社
https://www.athuman.com/news/2018/180626_ht_sokenreport/
おすすめの記事
![人手不足による倒産が上半期だけで182件、小規模事業の倒産が約8割](https://hakadoru-time.com/wp-content/uploads/2024/07/eb761f3541a9f9e304bffa6f46ba37f5-420x390.jpg)
人手不足による倒産が上半期だけで182件、小規模事業の倒産が約8割
2024.07.07 - 調査・データ
![スマイルモアが「在宅勤務に関するアンケート」調査を実施](https://hakadoru-time.com/wp-content/uploads/2024/07/4f5fa701ffb6e2cbdc800492ca78de36-420x390.png)
スマイルモアが「在宅勤務に関するアンケート」調査を実施
2024.06.30 - 調査・データ
![学情が「就職活動準備における動画活用」に関して調査を実施](https://hakadoru-time.com/wp-content/uploads/2024/07/fd13ef7b5be5419e3cddda256b4b0689-420x390.png)
学情が「就職活動準備における動画活用」に関して調査を実施
2024.06.29 - 調査・データ