インテージリサーチ、副業に関する意識調査を実施

2018.06.21
16~79歳の就業者男女1万1217人が対象

株式会社インテージリサーチは、自主企画調査『副業に関する意識調査』を実施し、その結果概要を2018年6月18日に発表した。

同社は、インテージグループの一員として社会・公共領域をテーマとした調査研究などを手がける企業。同調査は、全国の16~79歳の就業者男女1万1217人を対象にして実施されている。

男性は投資、女性はクリエーティブ系に関心が高い

調査でまず、「あなたは現在、副業や副収入を得ることを意識した活動をしていますか」と質問。結果は、10.7%の人が「副業により副収入を得ている」と回答した。また、「副収入は得ていないが、副業を意識した活動をしている」という回答も3.3%存在し、「副業は行っていないが、今後何かしてみたいと思っている」は30.5%に達している。

現在行っている副業や副収入を得る活動について訊ねると、性別や年代により異なる傾向が現れた。男性は、全年代で「株式や金融商品、仮想通貨等に投資」が10%を超え、特に30~49歳では12.9%と高い。女性は、全年代で「アンケートモニターやポイントサイト、レビューへの参加」「ハンドメイド商品などを作ること」が高い。インテージリサーチは、男性は投資、女性はクリエーティブ系に関心が高いと考察している。

「主業の収入だけでは物足りないため」

調査では、副業や副収入を得るための活動を行う理由や、関心を持つ理由についても、訊ねている。

最も多かった回答は、42.1%の「主業の収入だけでは物足りないため」。次いで多いのが「将来の生活費等が不安なため」であり、1000人以上の規模の企業に勤める人の方がより高い傾向にある点に、同社は注目している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

副業に関する全国1万人の意識調査 – 株式会社インテージリサーチ
http://www.intage-research.co.jp/news/20180618.pdf

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kakimoto