転職求人倍率、2.40倍。「DODA 転職求人倍率レポート」2018年5月版を発表

2018.06.14
本年5月の「転職求人倍率」をまとめたレポート

パーソルキャリア株式会社は、2018年6月11日、『DODA 転職求人倍率レポート』の2018年5月版を発表した。

同社は、総合人材サービスのパーソルグループにおいて、転職サービス『DODA(デューダ)』の運営などを手がける企業。同レポートは、『DODA』における5月の「転職求人倍率」をまとめたものとなっている。

前月比では、0.04ptポイントプラス

同レポートにおける「転職求人倍率」とは、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表す指標。『DODA』転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値となっている。

2018年5月の「転職求人倍率」は、2.40倍となった。前月比では、0.04ptポイントプラスとなる。求人数については、前月比が102.2%、前年同月比は111.2%となっている。転職希望者数は、前月比が100.4%、前年同月比は114.2%だった。

業種別にみると、求人数が増加したのは「メディア」「金融」「メディカル」「メーカー」「小売・外食」「サービス」の6業種。職種別では、特に「販売・サービス系」「技術系(建築・土木)」の求人数が特に伸びている。

求人数、調査開始以来の最高値を更新

今回の結果について『DODA』は、求人数が2008年1月の調査開始以来の最高値を更新したことに着目。転職先の選択肢が増える状態は続いていると、考察している。

同社はまた、6月以降も求人数・転職希望者ともに多い状況は続き、求人のバリエーションも豊富になると予測。積極的に転職希望者との面接を実施しようとする企業が増え、書類選考の通過率も高まると分析している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

転職サービス「DODA」 2018年5月 転職求人倍率 2.40倍 – パーソルキャリア株式会社
https://www.persol-career.co.jp/

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