「ミドルの転職」、ミドルの市場価値の磨き方についてアンケートを実施

2018.06.01
「転職支援のプロ」108名を対象

エン・ジャパン株式会社は、同社が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上にて「ミドルの市場価値の磨き方」についてアンケートを実施し、その結果概要を2018年5月28日に発表した。

同調査は、『ミドルの転職』を利用している「転職支援のプロ」である転職コンサルタント108名を対象として実施されたもの。

「テクニカルスキル」と「コンセプチュアルスキル」

調査ではまず、ミドルの市場価値を判断する際に「コンセプチュアルスキル(概念化能力)」「ヒューマンスキル(対人関係能力)」「テクニカルスキル(業務遂行能力)」のどれを一番重視しているかを訊ねている。結果は、「テクニカルスキル」が51%を占めて最多となった。「ヒューマンスキル」は33%、「コンセプチュアルスキル」は10%となっている。

コンサルタントの専門領域別で回答を見た場合、年収800万円以上の求職者を主に支援しているコンサルタントでは「テクニカルスキル」と答える割合が10倍近く上昇した。年収が800万円以上のミドルの転職においては、知識や情報を分析して物事の本質を把握する能力が重視される傾向があると、エン・ジャパンは分析している。

市場価値を上げるために意識すべきこと

調査では、ミドル人材が市場価値を上げるために意識しておいたほうが良いことについても、訊ねている。

結果、業務については「専門性を磨く」「マネジメント経験・マネジメント視点を持つ」といった回答が多く寄せられた。業務以外のファクターについては、「社外での人脈構築」「仕事以外にも関心を持つ」というアドバイスが多数寄せられたという。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「ミドルの転職」コンサルタントアンケート集計結果 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/13677.html

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