1536円。エン・ジャパン、2018年3月度「派遣平均時給」を発表

2018.04.24
『エン派遣』に掲載された全職種の求人情報を集計

エン・ジャパン株式会社は、2018年4月19日、2018年3月度の『派遣平均時給』を発表した。

この『派遣平均時給』は、同社が運営するサイト『エン派遣』に掲載された全職種の求人情報をエリア別に集計することで、募集時における平均時給分析を行なったもの。

オフィスワーク系の時給高が影響

2018年3月度の三大都市圏における平均時給は、1536円だった。前月比ではプラス9円で0.6%増、前年同月比ではプラス1円で0.1%増となり、18ヶ月ぶりに前年同月比がプラスに転じる結果となっている。

今回の平均時給引き上げに影響したのは、掲載案件数が全体の6割を占めるオフィスワーク系の時給高であると、エン・ジャパンは考察。正社員の有効求人倍率上昇や無期転換本格化を受け、派遣スタッフの確保は現在、各方面で難航するようになった。そのため、例年より高時給で求人募集を行なうことで採用強化を図る派遣会社が増えていると、同社は分析している。

全職種が前年同月比プラス

職種別に平均時給を見ると、全職種が前年同月比プラスとなった。特に「オフィスワーク系」「営業・販売・サービス系」「クリエイティブ系」は過去最高時給を記録している。

しかし、エリア別に平均時給を見ると、三大都市圏の全てにおいて9ヶ月連続の前年同月比マイナスを記録。関東エリアは1584円で前年同月比マイナス5円、東海エリアは1323円で同マイナス8円、関西エリアは1334円で同マイナス7円という結果となった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

2018年3月度の派遣平均時給は1536円 『エン派遣』三大都市圏の募集時平均時給レポート – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/13270.html

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