ウィンスリー、若手デジタルマーケターの転職におけるインサイトを調査

2018.03.28
26歳~35歳のデジタルマーケターを対象として調査

株式会社ウィンスリーは、若手デジタルマーケターの転職におけるインサイトを調査し、その結果概要を2018年3月23日に発表した。

同社は、広告・デジタルマーケティング業界特化型人材ヘッドハンティング事業を展開している企業。今回の調査は、同社サービスに登録する転職候補者のうち、広告業界およびPR業界に所属する26歳~35歳のデジタルマーケターを対象として実施されたもの。

約65%が、事業会社への転身を希望

同調査では、広告代理店やPR会社に所属する若手デジタルマーケターの約65%が、事業会社への転身を希望していることが明らかになった。デジタルサービスやメディア系以外の企業への転職を望む理由としては、「意思決定する側であること」「予算を持っている」「差配する側に立ちたい」「働く環境が良さそう」といった声が上がっている。

この結果は、事業会社においてマーケティングのインハウス化の進行が背景になっていると、ウィンスリーは考察。社内で実行施策の意思決定ができることに、大きな魅力を感じる転職候補者が増加していると分析している。

転職成功率、全体は25%、営業職出身者は10%以下

同調査では、若手デジタルマーケターの転職成功率についても、調べている。広告代理店から事業会社マーケティング部署への転職成功率は、全体としては25%であり、営業職出身者では10%以下にまで低下。収入についても、一部大手事業会社を除けば現状維持もしくは10%~30%程度年収がダウンしていることが、明らかになった。

ウィンスリーは、広告業界およびPR業界から事業会社への転職について、待遇面での向上を動機にすると厳しい現実が待っているとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ウィンスリー
https://w3hr.jp/

広告業・PR業界における若手デジタルマーケターの事業会社への転職ニーズが想像以上 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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kakimoto