43%が「取り組んでいる」。「エン転職」、「働き方改革」アンケート調査を実施

2018.03.15
『エン転職』利用者6768名が対象

エン・ジャパン株式会社は、同社が運営する総合求人・転職支援サービス『エン転職』において「働き方改革」についてのアンケート調査を実施し、その結果概要を2018年3月14日に発表した。

この調査は、『エン転職』利用者6768名を対象として、本年2月1日から2月25日まで実施されたもの。

企業の規模が大きくなるほど取組比率が上昇

調査ではまず、「今いる会社では、働き方改革に取り組んでいますか?」と訊ねている。結果は、43%の人が「取り組んでいる」と回答した。企業の規模が大きくなるほど取組比率は上昇するという、興味深い傾向も明らかになっている。100名以下の企業の取組比率は27%であり、1001名以上では66%にのぼった。

自社が働き方改革に取り組んでいると回答した人に、実施されている具体的な取り組みを訊ねている。最も多かった回答は、「ノー残業デーや深夜残業禁止など、長時間労働の見直し」であり、69%を占めた。次点には、48%の「有給休暇取得の推進」、29%の「業務プロセス改善やツール導入など、仕事の進め方の見直し」が入っている。

「制度や仕組みが、現場の実態に合っていない」

同調査では、「会社の働き方改革に対する取り組みで、あなたの働き方は変わりましたか?」という質問も行われた。回答の結果は、「変わった」が22%に留まり、「変わらない」が51%も占めている。また、この質問では企業規模別の大きな差異は見られないことに、エン・ジャパンは注目している。

なお、「働き方改革」で「変わらない」理由としては、「制度や仕組みが、現場の実態に合っていないため」「担当している仕事の量が多いため」といった声が上がっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

6,700名の社会人に聞いた「働き方改革」意識調査 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/12828.html

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kakimoto