「日系企業で働きたい」。パソナ、外国籍留学生が対象の就労意識調査実施
2018.03.07
株式会社パソナは、外国籍留学生を対象とした就労意識調査を実施し、その結果概要を2018年3月2日に発表した。
同調査は、外国籍留学生のための合同企業説明会『JOB博AUTUMN』参加者を対象にグローバル人材の採用が今後益々活発化すると考えられることを受け、実施された。
同調査の回答者のうち、最も割合の多い出身国は、24.6%の「中国」だった。12.9%で「ネパール」が、10.7%で「ミャンマー」が、それぞれ次点につけている。全体の男女比は、男性が50.7%、女性は49.3%と、ほぼ半々となった。年齢は、「24歳」が13.8%で最多となり、12.0%の「26歳」と11.3%の「28歳」が続いている。
日本に留学した理由については、「日系企業で働きたい」という回答が35.8%で最多となり「日本文化に興味がある」の26.6%を大きく上回る結果となった。日本で就職したい理由としては、「日本語あるいは母国語などの語学力を活かしたい」が20.6%でトップ。次点には、17.9%の「日本に住みたい」、15.1%の「日系企業のイメージがいい」がつけている。
同調査では、日本において就職する上で障がいとなっていることも訊ねている。回答の結果は、「外国籍人材の求人が少ない」が20.2%で最多となった。2位には15.1%で「日系企業が求める日本語力が高い」が、3位には14.4%で「外国籍人材の採用人数の比率が低い」が入っている。
なお、「日本で働きたい期間」を訊ねると、最も回答が多かったのは32.3%の「永住」となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
平成30年 留学生調査 外国籍留学生に関する就労意識調査 – 株式会社パソナ
https://www.pasonagroup.co.jp/
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