90%が「受けたい」と回答。「ミドルの転職」の「リカレント教育」調査
2018.03.06
エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『ミドルの転職』上にて「リカレント教育」についてのアンケート調査を実施し、その結果概要を2018年2月28日に発表した。
「リカレント教育」は、安倍政権が掲げる「人づくり革命」の柱のひとつであり、教育機関を卒業した社会人が生涯にわたり「学び直し」を行う教育システムを指す。同調査は、『ミドルの転職』の35歳以上のユーザー2204名を対象として実施されている。
同調査ではまず、ストレートに「リカレント教育を受けたいですか?」と訊ねている。結果は、実に90%が「今後リカレント教育を受けたい」と回答。リカレント教育に関心を持ったきっかけを訊くと、「今後の人生を有意義にするため」が67%を占めて最多となり、「教養を深めるため」「就職や転職のために必要性を感じたため」という声も51%を占めている。
「受けたい」と回答した人に対して、具体的にどんなことを学びたいかを訊ねると、58%の「英語などの語学力」と、57%の「経営・ビジネスに必要な知識や能力」が、僅差で上位に並んだ。次点には、48%の「専門的な資格の取得」、35%の「マネジメント」、24%の「プログラミングなどのIT関連スキル」などが並んでいる。
同調査では、リカレント教育を受ける上での課題が何かについても質問している。結果は、「学費や受講料の負担が大きい」が73%を占めて第1位となった。第2位は「勤務時間が長くて十分な時間がない」の48%、第3位には「職を離れることによるキャリアの断絶が怖い」が24%で入っている。
『ミドルの転職』は今後も、再就職の決定までに時間がかかりがちなミドル層の転職を、より円滑なものとなるよう支援するとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
35歳以上のミドルに聞く「リカレント教育」 『ミドルの転職』ユーザーアンケート集計結果 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/12710.html
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