業界特化型人材ヘッドハンティングのウィンスリー、転職背景調査を実施
2018.03.05
株式会社ウィンスリーは、同社サービス利用者約1800名の転職背景を調査し、その結果概要を2018年2月28日に発表した。
同社は、広告・デジタルマーケティング業界特化型人材ヘッドハンティング事業を手がける企業。同調査の結果、顕著な傾向として「家族」を理由とする転職が増加していることがわかったという。
同調査では、30代において「残業をしたくない」という理由で会社を選ぶ属性が増加。また、結婚することによって居住エリアを変えて会社を選ぶ属性も、顕著だという。こうしたニーズは、男性においてより目立っており、「結婚・出産」が男性にとっても転職の強い動機となったと、同社は考察している。
さらに、「残業したくない」と考える背景にも、「家族と過ごす時間をもっと持ちたい」という理由や、「仕事だけに捧げず人生を包括的に味わいたい」という欲求があると、同社は分析。高度経済成長期に働き盛りであった「団塊の世代」を代表とする時代の価値観とは、大きく変化していることがわかるとしている。
同調査ではまた、結婚を機に妻の実家に近いエリアへ転居する男性が増加している点も指摘。さらに、会社を選ぶ際には妻の意見を重視する男性が多いことにも、注目している。
真に「働き方改革」を推進する企業は、雇用する当事者のみならずその家族の考えに配慮していく必要もあると、人材紹介事業を手がける企業としてウィンスリーはまとめている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
>株式会社ウィンスリー
https://w3hr.jp/
転職背景調査結果で浮上した、現場で進む“働き方改革”のリアル – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/
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