クチコミから見る、業界・職種・年代別男女ごとの「働きがい」。エン・ジャパン調査
2018.03.05
エン・ジャパン株式会社は、同社運営の企業クチコミサイト『カイシャの評判』のデータから業界・職種・年代別男女ごとの「働きがい」を分析し、その概要を2018年3月1日に発表した。
『カイシャの評判』は、社員・元社員による100万件以上のクチコミを蓄積している。同社は今回このクチコミを分析し、「動機付け要因重視」軸と「衛生要因重視」軸に大別した「働きがい」のマッピングを制作している。
「動機付け要因重視」は、仕事のやりがいや仕事を通じた成長、事業での社会貢献への関心度を表す指標となる。「衛生要因重視」は、給与水準や残業(勤務時間)、休日休暇への関心度を表す指標となる。これらの指標により、業界・職種・属性による「働きがい」の違いを定量化・可視化することができると、エン・ジャパンはする。
同社の分析によると、「動機付け要因重視」の傾向が高く「衛生要因」への関心度が低い業界は、「インターネット・IT・通信関連」「教育・医療・福祉関連」「各種サービス」「マスコミ・出版・広告関連」となった。逆に「衛生要因重視」の傾向が高く「動機付け要因」への関心度が低い業界は、「金融関連」「交通・運輸・エネルギー関連」となっている。
職種別に見た場合、「動機付け要因重視」の傾向が高いのは「クリエイティブ系」「専門サービス系」であり、「衛生要因重視」への関心度が高いのは「運輸・物流、設備管理系」「電気・電子・機械系エンジニア」となった。
年代別に見た場合、男女ともに年代が下がるほど「衛生要因重視」の傾向が高い。男女別に見ると、女性の方が「動機付け要因重視」で働く傾向が明らかになっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
社員・元社員のクチコミから分かる業界・職種・年代別男女ごとの「働きがい」を発表 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/12723.html
おすすめの記事
人手不足による倒産が上半期だけで182件、小規模事業の倒産が約8割
2024.07.07 - 調査・データ
スマイルモアが「在宅勤務に関するアンケート」調査を実施
2024.06.30 - 調査・データ
学情が「就職活動準備における動画活用」に関して調査を実施
2024.06.29 - 調査・データ