人事担当者300人に訊く「採用ブランディングに関する調査」

2018.03.05
『アールエイチナビ』運営を手がける企業が調査

株式会社プレシャスパートナーズは、企業の人事担当者を対象として「採用ブランディングに関する調査」を実施し、その結果概要を2018年2月28日に発表した。

同社は、就職・転職支援サイト『アールエイチナビ』運営を手がける企業。同調査は、2019年度の新卒採用を行う人事担当者300人を対象として実施されたもの。

採用ブランディング、66.3%が「課題を感じている」

調査ではまず、自社の採用ブランディングに課題を感じるかどうかを訊いている。結果は、66.3%が「課題を感じている」と回答。「感じていない」は17.7%、「どちらとも言えない」は16.0%となった。

採用ブランディングにおいて課題を感じている部分を訊ねると、「効果があるのかどうかがわからない」という回答が65.3%で最多となった。次点には、20.6%の「どのツールを使って発信したらよいかわからない」、7.0%の「発信する時間がない」が入っている。

優秀な人材獲得にあたり採用ブランディングは影響をおよぼすかどうかを訊ねると、「影響をおよぼす」という回答は65.7%に達した。「およぼさない」は12.0%、「どちらとも言えない」は22.3%となっている。

採用ホームページの効果についても調査

同調査では、採用ホームページの効果についても訊ねている。

採用ホームページから直接エントリーが届いたことがあるかどうかを訊ねると、75.8%が「ある」と回答。また、エントリーがあったという企業の8割以上は、求職者の企業理解度について「高いと感じる」と回答している。

ミスマッチを軽減するためにも、採用ホームページの作成は企業側と求職者側の双方にとって必要であると、プレシャスパートナーズは考察している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

2019年新卒採用を行う人事300人に調査 6割以上が 「説明会前に採用ホームページを確認してほしい」 – 株式会社プレシャスパートナーズ
https://www.p-partners.co.jp/news/20180228_news.html

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石藤明人
石藤明人