転職コンサルタントが答える「ミドルの求人動向」。「ミドルの転職」調査

2018.01.31
転職コンサルタント135名が回答

エン・ジャパン株式会社は、同社運営のミドル層専用の転職求人サイト『ミドルの転職』上で「ミドルの求人動向」についてアンケート調査を実施し、その結果概要を2018年1月29日に発表した。

同調査は、『ミドルの転職』を利用している転職コンサルタントを対象としたもの。135名から回答を得ている。

ミドルを対象とした求人募集、85%が「増加する」

調査ではまず、35才以上のミドルを対象とした求人募集が2018年にどう変化するかについて、考えを訊ねている。結果は、転職コンサルタントの85%までが「増加する」と回答。2016年の同調査から2年連続で増加する形となり、昨年からは7ポイントアップしている。

求人のトレンドについて訊ねると、大手企業の衰退やベンチャー新興企業の台頭を背景として、73%が「『大手企業』から『中小企業』への転職」が増えそうだと回答。企業タイプでは、「中堅・中小企業」が84%で、業種では「メーカー」が53%で、職種では「営業・マーケティング系」が48%で、それぞれ最多となった。

求めるスキルは「高いレベルでの業務遂行力」

同調査では、ミドルを対象とした求人募集が増えると見込まれる「年収」についても、複数回答で訊ねている。結果は、「600万円~699万円」が58%で最多だった。次点には、41%の「700万円~799万円」、39%の「500万円~599万円」が並んでいる。

ミドルの転職者に対して「採用企業が求めるスキル」については、60%の「高いレベルでの業務遂行力」が、2位以下を大きく引き離してトップに立った。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ミドルの求人動向調査「2018年は35歳以上のミドル求人が増える」 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/12417.html

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