はたらこねっと、外国人と一緒に働く実態とコミュニケーションの取り方について調査

2018.01.27
コミュニケーションの参考となることが目的

ディップ株式会社は、調査「はたらこねっとユーザーアンケート -外国人と一緒に働く実態とコミュニケーションの取り方について-」を実施し、その結果概要を2018年1月24日に発表した。

同社は、総合求人情報サイト『はたらこねっと』運営を手がける企業であり、同調査も同サイト上で実施されたもの。今後増加していく外国人労働者との働き方やコミュニケーションの参考となることを目的として、実施されている。

60%が「一緒に働いた経験がある」と回答

同調査ではまず、今まで外国人と一緒に働いた経験があるかどうかを訊ねている。結果は、1523名のうち60%が「ある」と回答。共に働いた外国人の国籍については、「中国」が30%で最も多く、次いで「韓国」「フィリピン」「アメリカ」が続く。

外国人と一緒に働いて良かったことを訊ねると、「日本以外の文化を知るきっかけになった」という回答が64%を占め最多となった。次点には「交友関係が広がった」の38%や「学ぶ意欲や働く意欲が触発された」の36%などが並び、「人材不足が解消された」といった声も上がっている。

「意思疎通がスムーズにできなかった」35%

外国人と一緒に働いて困ったことについては、「意思疎通がスムーズにできなかった」という回答が35%で最多。次いで、「日本人よりも細かい指示や説明が必要だった」の29%、「仕事に対しての価値観が違った」の28%など、価値観や文化の違いから生じる問題が上位に入っている。

一緒に働く際に工夫したこととしては、「ゆっくりと分かりやすい言葉で会話した」「文化の違いをしっかり理解する」といった回答が寄せられている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

外国人労働者と一緒に働く実態とコミュニケーションの取り方について調査 – はたらこねっと
http://www.hatarako.net/pr/2018/0124/

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