ダイジョブ、2017年12月末時点の「グローバル転職求人倍率」発表
2018.01.27
ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社は、2017年12月末時点の「グローバル転職求人倍率」をまとめ、その概要を2018年1月24日に発表した。
同社は、バイリンガルのための転職・求人情報サイト『Daijob.com』を運営している企業。「グローバル転職求人倍率」とは、2ヵ国語以上の言語においてビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの。
2017年12月における「グローバル転職求人倍率」は、2.53倍となっている。この結果は、前月比で0.35pt増にあたるものであり、2ヵ月連続で過去最高値を更新する形となった。この結果について同社は、企業の求人はほぼ横ばいに推移したが、サービスや小売などでの求職者数が減少したため、倍率が上昇したと考察している。
業種別に「グローバル転職求人倍率」を見た場合、8.60倍の「農林水産・鉱業」、5.21倍の「製造業」、4.42倍の「金融業、保険業」がトップ3に入った。求職者数は、「宿泊業、飲食サービス業」「建設業,不動産業,物品賃貸業」「電気・ガス・熱供給・水道業」の3業種において、前月より増加している。
職種別に「グローバル転職求人倍率」を見た場合、10.4倍の「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」、8.83倍の「電機(電気/電子/半導体)技術系」、6.71倍の「営業」がトップ3に入った。
また「エグゼクティブ/経営」「IT技術系」などの6職種における求人倍率は、2017年の最高値を記録。人手不足の深刻さを表す結果となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
グローバル人材、不足感高まる 2ヵ月連続で過去最高値を更新 – ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社
http://corp.daijob.com/news/news/20180124
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