日本人材派遣協会「派遣社員WEBアンケート調査」2017年度版の結果を発表

2018.01.27
派遣社員の実態や「本音」を明らかにする

一般社団法人日本人材派遣協会は、2018年1月24日、『派遣社員WEBアンケート調査』2017年度版の結果概要を発表した。

派遣で働いている人および過去10年未満の間に派遣で働いていたことがある人7333人を対象として、インターネット上で実施されたもの。派遣社員の実態や「本音」を明らかにするものとなっている。

派遣社員の平均年齢は、39.6歳

同調査では、まず年齢について調べている。調査対象である派遣社員の平均年齢は、39.6歳という結果が出た。最も多い年齢層は40~44歳であり、全体の20.2%を占めている。

また正社員としての雇用経験について訊ねると、全体の8割以上が正社員経験を持つことが明らかになった。現在の派遣会社での通算雇用期間については、「1年以内」という回答が43.0%と4割強を占め、「5年以上」は14.5%となっている。

派遣先エリアについて訊ねると、最多の回答は「関東」の58.2%だった。派遣先の会社規模については、「大規模(従業員数1000人以上)」の割合が、前年より高い結果となっている。

最も多かった時給額、「1500円~1750円未満」

同調査では、時給についても調べている。時給額について最も多かった回答は、「1500円~1750円未満」の33.7%。派遣就業における主業務経験期間が3年未満の人では「1000円~1250円未満」が31.3%で最多であり、3年以上の人では「1500円~1750円」が40.4%で最多となっている。

同調査では他にも、「3年以内あるいは4年目以降に正社員雇用を希望するか」といったことを訊ねるなど、興味深い内容となっている。

(画像は日本人材派遣協会の公式ホームページより)

▼外部リンク

派遣社員WEBアンケート調査 – 一般社団法人日本人材派遣協会
https://www.jassa.or.jp/

記事をシェアする

kakimoto