DODA、2017年12月「転職求人倍率レポート」を発表
2018.01.18
パーソルキャリア株式会社は、1月16日、同社運営の転職サービス『DODA』において、2017年12月の転職求人倍率をまとめた『DODA 転職求人倍率レポート』を発表した。
「転職求人倍率」は、ホワイトカラー層を中心とした転職市場における需給バランスを表すもの。『DODA』登録者1名に対し、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値となっている。
『DODA』によると、2017年12月の転職求人倍率は、2.87倍となった。この数値は、前月比ではプラス0.41ポイントとなるもの。求人数は、前月比で100.2%、前年同月比で113.6%を記録。同調査開始以来の最高値を、3カ月連続で更新する結果となっている。なお転職希望者数については、前月比で85.8%、前年同月比で116.0%となった。
今回の結果を業種別に見た場合、求人数が増加したのは「金融」「メディカル」「メーカー」「小売・外食」の4業種。特に、「小売・外食」が前月比102.7%、「金融」が前月比102.2%と、顕著な伸びを示した。
職種別に見ると、「営業系」「企画・管理系」「技術系(電気・機械)」「技術系(メディカル)」「技術系(化学・食品)」「販売・サービス系」の6職種で、求人数が増加している。
今回の調査結果を受けて『DODA』は、2018年度の転職市場が2017年と同様に活況となると予測。2018年上半期の求人数引き続き豊富な状況が続き、様々な業界・職種で上昇を続けると見込んでいる。また、企業による新領域への進出やビジネスのボーダレス化が進み、転職希望者は幅広くチャレンジできる可能性があるとも考察している。
パーソルキャリアは今後も、グループの総力をあげて労働・雇用の課題の解決を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
転職求人倍率レポート(2017年12月) – DODA
https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/index.html
転職サービス「DODA」 2017年12月 転職求人倍率 2.87倍 – パーソルキャリア株式会社
https://www.persol-career.co.jp/
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