62.4%が日本での就労に好意的。「日本で働くことに関するアンケート調査」

2018.01.14
出身国以外での就労に興味がある人1000名が対象

ヒューマンリソシア株式会社とダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社は、海外人材を対象とする「日本で働くことに関するアンケート調査」を合同で実施し、その結果概要を2018年1月11日に発表した。

同調査は、日本以外の国・地域出身の就労者で、自分の出身国以外での就労に興味がある人1000名を対象として実施されたもの

情報収集はインターネットが中心

同調査では、出身国以外での就労に興味がある海外人材のうち、62.4%が日本での就労に好意的であることが明らかになった。「日本で働きたい」と回答した人に対しては、日本で就職するためにどのような活動を行っているかも質問。結果、45.2%が「日本で働くための求職活動を行っている」と回答するなど、何らかの活動を行っている人が合わせて7割にも上っている。

調査では、「日本で働いている」もしくは「日本で働くために何らかの活動を行ったことがある」と答えた人に対して、使用したことがある(使用している)情報源も訊ねている。回答の結果は、「求人ポータルサイト」が74.8%で最も多く、次点には「人材エージェントのウェブサイト」の51.4%、「企業のウェブサイト」の43.8%が入った。情報収集は、インターネットが中心であることが分かると、両社は考察している。

フィリピンでは口コミも多く活用

同調査では、出身国によって情報源に違いが生じるかについても、分析を試みている。結果は、多くの国で「求人ポータルサイト」が最多となり、大きな差異は見られなかった。しかし、フィリピンなど一部の国では「友人、知人、同僚、家族」による口コミが多く活用されていることに、両社は注目している。

両社はこれらの結果を受け、日本についての情報発信力を強化することが海外人材を確保するカギになると考察している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ヒューマンリソシア株式会社
http://resocia.jp/

ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社
https://corp.daijob.com/

国際志向強い海外人材、日本での就労に『6割超が好意的』 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p

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kakimoto