ダイジョブ、2017年11月の「グローバル転職求人倍率」を発表

2017.12.29
求人と転職希望者の需給バランスを算出

ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社は、2017年11月末時点の「グローバル転職求人倍率」をまとめ、その概要を2017年12月27日に発表した。

同社は、バイリンガルのための転職・求人情報サイト『Daijob.com』を運営している企業。「グローバル転職求人倍率」は、2ヵ国語以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの。

11月の「グローバル転職求人倍率」、前月比0.63ポイント増

2017年11月の「グローバル転職求人倍率」は、2.18倍となった。前月比では0.63ポイント増となり、2013年8月の調査開始以来の最高値となっている。企業の求人はほぼ横ばいに推移したが、求職者数の減少が倍率を押し上げたと、同社は考察している。

業種別に見た場合、求人倍率の上位3位には「電気・ガス・熱供給・水道業」「農林水産・鉱業」「製造業」が入った。また、「製造業」「卸売業、小売業」「宿泊業、飲食サービス業」「金融業、保険業」「情報通信業」「サービス業」「農林水産・鉱業」において、求人倍率が上昇している。

人材の獲得に苦慮している様子がうかがえる

「グローバル転職求人倍率」を職種別に見る場合、上位3位に入ったのは「マーケティング/PR」「財務/会計」「クリエイティブ(インターネット関連)」。

求人数は、「IT技術系」が前月比12.3%増と引き続き上向き傾向を見せた。また、「総務/人事/法務」が前期比16.8%増で今年最高値を更新。各社で人材の獲得に苦慮している様子がうかがえると、同社は考察している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

チャンスが広がる転職市場 2017年11月 グローバル転職求人倍率2.18倍 – ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社
http://corp.daijob.com/news/news/20171227

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石藤明人
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